御影高杉の「御影本店」が 閉店。行列と今後(理由・原因は?)。高杉良和シェフの復興の希望

神戸が生んだ名物洋菓子ブランドである「御影高杉」ですが、
なんと、9月末までに全店舗を閉店することを発表しました。

このニュースは8月1日に報じられ、
長く御影高杉を愛したファンに衝撃を与えました。

また、御影本邸が今日31日に、
ついに閉店してしまいました・・・・。

神戸スイーツを代表する洋菓子店「御影高杉」の御影本店(神戸市東灘区)が31日、閉店した。そごう神戸店は9月半ば、西宮阪急店は同30日に閉店し、21年の営業を全て終える。運営する和・洋菓子製造販売の本高砂屋(同)は「総合的に経営判断した」としている。引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170831-00000075-mai-soci

本店が閉まってしまうと、
本格的に、消滅すること実感します。

そごう神戸はまだ閉店されてないですが、
今後は、各店舗に閉店を惜しむファンが並ぶことでしょう。

御影高杉の「御影本店」が 閉店

御影高杉は1996年の9月に、
阪神大震災の後の地域復興を込めて開店。

当時の関西の方からすれ、
「イチロー」と「御影高杉」は、
復興の希望となった地元の名産だったことでしょう。

長年、看板メニューとして活躍した、
「ミルフィーユ」は、多くの人に愛されて来ました。

阪神大震災の翌1996年9月、スイーツによる地域復興の願いも込めて阪急御影駅前に開店。イチゴと生クリームとスポンジが最後まで同じ味のバランスで楽しめる四角いショートケーキや、店内でしか食べられないミルフィーユが人気で、一時は東京にも進出。最大6店舗を構えた。引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170831-00000075-mai-soci

一時期は東京にまで進出してましたが、
基本的な人気は、地元の神戸が主でした。

高杉シェフを筆頭に、
個性的にスイーツを多く輩出しており、
味も接客も、神戸で10本指に入るスイーツ店でした。

関西のミルフィーユの王様とまで言われており、
あの味を愛して方々は、代わりを探すことに苦労することでしょう。

当たり前に思っていた味が、
思い出の中に消えていくというのは、
なんとも切なく、儚い・・・涙。

また、ミルフィーユ以外にも、
アップルティーなどのサイドメニューも人気で、
それぞれがそれぞれのメニューに思い出を残しています。

 

行列と今後(理由・原因は?)高杉良和シェフの復興の希望

 

御影高杉の閉店が決まった当初は、
連日、多くの人が行列を作ったそうです。

最高で4時間を超える行列だったとようで、
その人気は完成当初のディズニーシーのタワーオブテラーばりでした。

8月1日に閉店が発表されると連日200人以上が来店し、最長4時間半待ちの長蛇の列ができた。看板シェフの高杉良和さん(65)は「スイーツを通して神戸を元気にすることに少しは貢献できたと思う。支えてくれた地域の人に感謝している」と話した。高杉さんは今後、本高砂屋の商品開発や社外での後進の指導にあたるという。引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170831-00000075-mai-soci

お店の主力である高杉シェフの年齢も、
気づけば65歳・・・代わりになる方はいないのはわかります。

震災からの復興の目標を実現し、
さぞ、充実感に溢れていることでしょう。

こうやって、夢を実現させるシェフがいることは、
今後の、飲食業界にとっては、頼もしいです。

これからも高杉シェフのような、
才能豊かで高貴な料理人が、
どんどん登場してくれたら嬉しいですが・・・。

今後の高杉さんは、若手育成に集中するそうですが、
無事、高杉さんのスキルを吸収できる猛者は現れるのでしょうか?

若い世代にバトンタッチされていくと思うと嬉しいですが、
御影高杉の名前がなくなってしまうのは、やはり寂しいです。

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