漫画の海賊サイトはなぜなくならない?かつてはどんなサイトがあった?

漫画 海賊サイトは、作家さんに利益が還元されず市場を縮小させることに繋がるので、絶対に利用するべきではありません。しかし、どんな海賊サイトがあるのかを知っておくことで、誤ってアクセスするのを防ぐこともできます。そこで、この記事では漫画の海賊サイトは過去にどんなサイトがあったのか、そしてなぜ漫画の海賊サイトが無くならないのかを徹底分析しています。繰り返しますが、くれぐれもサイトの名前が解ったからといってアクセスしないでください。

漫画の海賊サイトはなぜ話題になるの?

漫画 海賊サイトは、市販の漫画を電子データに変換して、権利者や作家の許可を得ずに作品をアップロードしているサイトのことです。当然違法な上に、法律が改正されてアップロード者だけでなくダウンロードした人も罪に問われるようになりました。しかし、あまりにも手軽に漫画を読むことができることから度々話題になり、その度に権利者や作家が訴訟を起こしています。それでも海賊サイトが無くならないのは、海賊サイトの運営者が手軽に利益を得られるためです。違法アップロードした漫画データの中にウィルスを仕込み、ダウンロードしたユーザーの個人情報を盗むことができます。そして盗んだ個人情報の中にクレジットカードの情報などがあれば、人の名義で買い物ができてしまいます。

広告収入で海賊サイトを運営する方法とは?

実は海賊サイトは広告収入で成り立っているとの噂があります。漫画を読みたいと思う人がアクセスすることで、海賊サイトの広告が表示されるので、その表示回数に合わせた広告収入が得られる仕組みと分析する専門家も存在します。中でも成人向けコンテンツを海賊サイトにアップロードする事例もあるようで、一時期犯罪集団と同じ犯人が運営しているのではないかと噂されたこともあります。また、ネット上の利益ならマネーロンダリングする必要がない上に、広告収入で利益を得るならPCウィルスなどの専門的な知識も必要ないので、手軽に犯罪資金を稼がれていまいます。そのため、各団体は海賊サイトの撲滅に力を入れており、編集者の公式サイトでも海賊サイトにアクセスしないように呼びかけを行っています。

よく話題になるマンガロウってどんなサイトなの?

マンガロウとは、一時期有名になった漫画の海賊サイトで、最新作の漫画をアップロードしていることもありました。しかし、度重なるサイト運営の停止命令や運営者への賠償金命令で犯罪規模の縮小に成功しています。マンガロウの厄介な所は、違法アップロードされているほとんどの漫画にウィルスが仕込まれていたという話が持ち上がっていることです。そのため、一冊だから良いだろといって軽はずみな気持ちでダウンロードすると、いつの間にか個人情報を盗まれていたなんて事件も発生しました。

漫画海賊サイトの過去の事件を振り返ってみる

最も有名な漫画海賊サイトの訴訟は、漫画村の事件です。海賊サイト漫画村の運営者星野路実さんは、ネット上に漫画を多数アップロードしたとして、複数の編集者より訴訟を起こされ、5000万円以上の賠償金を請求されています。また、星野路実さんも再審を申し立てたようですが、結局懲役3年が確定しています。このように重い罪に問われることも多いので、海賊サイトには決してアクセスしないでください。なお、漫画村は日本人による運営でしたが、海外でも海賊サイトが摘発されています。その代表例が漫画BANKと呼ばれる海賊サイトで、中国人の男性が1人日本円にして60万円の賠償金支払いが命じられています。

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