今年で50周年を迎えることとなった「笑点」。
老人から若い子までが知っている、日本を象徴する偉大な番組です。
かつては笑点には落語の伝説的な人物が多く出演し、
日本の文化を語る上で、特に重要な位置付けにある番組です。
そんな笑点で現在大喜利の司会を務めるのが、
五代目の桂歌丸さんです。
歴代の偉大な司会者に続いて、そのバトンを持つ桂歌丸さん、
現在の年齢はすでに79歳と、すでに笑点の司会を降板する説が温厚でした。
そして、ついに正式に桂歌丸さんの、
笑点の大喜利の司会引退が発表されました。
桂歌丸の笑点降板。落語家として引退は?時期はいつ・・・
79歳にもなる桂歌丸さんですが、
すでに体力的には厳しいと言われており、
入院と退院のニュースが入るたびに、
「桂歌丸さんの司会ってもう見れないじゃない?」と、
長年の笑点ファンを心配させてきました。
1966年からの唯一の初期メンバー。
一部では人間国宝になるべきと言われるほど、
桂歌丸さんは生ける伝説として笑点で重宝されています。
昨年の2015年の6月に腸閉塞で2ヶ月近く入院。
現在でも車椅子を使って移動するなど、その体力面の心配は多いです。
いずれは桂歌丸さんが降板する日が来ることは、
笑点ファンの誰もが覚悟してることだと思います。
しかし、実際に降板する日程までがはっきりすると・・・、
実感が湧かないというか、寂しいという言葉では片付けられない心境になります。
桂歌丸さんのラスト出演は5月22日の放送になるようです。
後に司会を任させるメンバーは、まだ発表されていません。
50年もの間、一つの番組へ出演してきた方。
体力ギリギリまで奮闘した様は尊敬に値します。
しかし、落語家として引退はいつになるのでしょうか?
今まで以上ではなくても、
活動自体は続けるみたいですが、
あまり無理はして欲しくないですね。
桂歌丸と林家木久扇。笑点のメンバーの仲は?
笑点のメンバーは皆、好き嫌いハッキリとし、
それが心地よいぐらい自然な関係となっているようです。
何十年もの間、一緒に仕事してる事柄、
メンバー全員が仲よかったら怖いですよね・・・笑。
今回の歌丸さんの笑点引退に関して、
同じメンバーの林家木久扇さんが、
「自分で決めちゃいけない」と苦言したのが話題となりました。
林家木久扇さんは歌丸さんが降板する話を新聞で読み、
「私が思うのは、自分で区切りをつけちゃいけないと思うんですよ。
自分がそこに追い込まれていっちゃうから」
と苦言したそうです。
愛のある、家族のような苦言なので、
この言葉に対して、世間が悪く反応することはなかったです。
年上のレジェンドであっても、
ここまで言わせて良いという器。
林家木久扇さんとの関係を見てると、
ますます歌丸さんが好きになりますよね!
桂歌丸さんは自宅と入院と・・・
年齢的にもいつ何が起きるかわからない桂歌丸さん。
これからの生活も、自宅と入院での生活が増えるでしょう。
大切な家族と一緒にいる時間を考えれば、
今の時期ぐらいから、仮に引退するなら正しい決断です。
仕事中に倒れたりしてしまったら家族が心配します。
この先の引退の時期と体調と、
笑点を降板しても、歌丸さんからは目を離してはいけないですね。
桂歌丸さんと横浜は特別な関係にあるので、
何か横浜で、引退に向けてイベントがあったら嬉しいですね。
9歳の頃に横浜に自宅があった桂歌丸さんは、
戦時中の日本を見る中で、笑うことの大切さを実感したそうです。
桂歌丸さんの原点となっているのが横浜なので。
最後は横浜で終わるという演出も良いかもしれません。