児童文学作家の佐藤さとるさんが、
88歳で亡くなったようです。
この2月は、
長くの文化人が、
よく亡くなります・・・。
佐藤さとるさんは、
ファンタジーを得意とし、
日本国内で同ジャンルです、
原点にして頂点のような存在でした。
日本の児童文学、
ファンタジーを作った方なので、
その偉業は、永遠に語られることでしょう。
佐藤さとるの死去(死因病名)
すでに告別式は行ったようで、
喪主は妻、愛子さんでした。
累計370万部を記録するファンタジー「コロボックル物語」シリーズなどで知られる児童文学作家の佐藤さとる(さとう・さとる、本名・暁=さとる)さんが9日、心不全のため死去した。引用元: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170217-00050072-yom-peo
死因は心不全だったようです。
2010年頃まで、
元気に作品を出していたので、
年齢ギリギリまで奮闘されたました。
いくつになっても、
自分の世界観を作れたことは、
実はかなりすごいことです。
普通の作家さんは、
歳を重ねると変わってしまいますからね!
いくつになっても、
無邪気な想像力を持ち続けられたこと、
まず、そこに一人の大人として感服です!
佐藤さとるのコロボックル物語と経歴。有川浩
佐藤さとるさんの名作といえば、
「コロボックル物語」が第一に浮かびますよね?
文芸の賞をいくつも獲得し、
その名声は、児童文学者の域を超えました。
神奈川県生まれ。市役所や出版社などで働きながら執筆を続けた。1959年、シリーズ第1作となる私家版の「だれも知らない小さな国」を自費出版。好奇心旺盛な少年が小さな人コロボックルと出会い、自分だけの世界を大切に育てていく物語で、毎日出版文化賞、日本児童文学者協会新人賞、国際アンデルセン賞国内賞を受賞。67年に童話「おばあさんのひこうき」で野間児童文芸賞を受賞した。引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170217-00050072-yom-peo
また村上勉さんとのコンビも有名で、
佐藤さんと村上さんの組み合わせは、
同ジャンルでは黄金ペアでした。
普通の仕事を兼任しながら、
文学の仕事を続けた背景も素晴らしいです。
童話の中に、現実味のある言葉やシーンを埋め込めたのも、
社会人としても、立派にされてた証拠だと思います。
また、わんぱく天国では、
自身の子供の頃の思い出を重ね、
幾つになっても子供心を忘れない無邪気さもありました。
大人のシビアな一面と、
子供の華やかな世界観と、
そこから生まれるファンタジーが、
年代問わずに愛された理由だと思います。
また有川さんとの対談も面白く、
そこでは相手を立てた、謙虚な話し方が印象的でした。
年下の文学人に対しても、
尊敬の目を持ち続けられたのも、
一般職をまっとうしていた恩恵だと思います。
作家としてだけでなはくて、
人間としても素敵な方だったんだなと感じます。