日本将棋連盟にまさかの事態ですね・・・。
将棋ソフトによる不正疑惑ですが、
問題が長引いていました。
三浦九段は果たして本当に不正していたのか?
そんな疑問の中、「冤罪ではない?」の声もありました。
少し時間が経つと、三浦九段の疑いは晴れ、
冤罪だったことが明らかになりましたが、
本人もファンも「疑ってすまん」ではすませられないことでしょう。
対局での自身の指し手がソフトの手と一致していると指摘され、その後処分を受けた一連の騒動を念頭に、「もうこういうことはごめん。(疑われることのないよう)対局前、職員にボディーチェックをしてもらうなどして欲しい」と要望。不正を疑った人たちへの思いを問われると、「怒りよりも、応援してくれたファンや信じてくれた棋士たちに感謝をするのが先だと思う」と話した。処分に伴って自らが被った金銭的被害の補償については、「弁護士に任せている」と述べた。引用元:http://www.asahi.com/articles/ASK274GQ4K27UCVL008.html
現在の三浦九段は、弁護士に問題を任せているらしいので、
今後の検討を祈ります。
ソフトでの不正を疑われたことで、
三浦九段が失ったお金と信用は計り知れないですから・・・。
そして、今日、
日本将棋連盟から、
理事レベルのお偉いさんが、
3人も解任されたことが明らかになりました!
日本将棋連盟の解任劇(理事会3人)
もともとプロ棋士の方達は、
理事の5人の解任を要求していましたが、
結局、解任されたのは3人でした。
対局中に将棋ソフトを不正使用していたと指摘され、のちに「不正の証拠はない」と認められた三浦弘行(43)九段を出場停止処分にした一連の対応をめぐり、プロ棋士28人が、2月6日に就任した佐藤康光会長と井上慶太・新常務理事以外の常務理事・専務理事5人の解任を要求していた。引用元:http://www.huffingtonpost.jp/2017/02/27/shogi-riji-kainin_n_15036086.html
それでも厳しいのか、甘いのか、将棋に詳しくない自分には難しいですが、
現役の方が、こうやって上層部に食ってかかるのは日本にして珍しいです。
ファンの方がこれで納得するのか、
今後も他の理事2人の解任を巡って、
いろんなところで論争が起きそうです。
すでに谷川会長が辞任しているということで、
この先の日本将棋連盟の体制自体が、
どう変わっていくのか・・・。
これだけお偉いさんが、
一気に抜けて、大丈夫なのでしょうか?
青野専務理事・中川大輔常務理事・片上大輔常務理事の解任
この理事3人の解任に対して、
三浦九段の言及は出ていないですが、
まだまだ許せない気持ちが強いでしょう。
この日、東京と大阪の将棋会館では、会員である棋士と女流棋士が集まり「総会」が開かれた。5人の信任をそれぞれ問う形で投票を行った結果、青野専務理事、中川大輔常務理事、片上大輔常務理事の解任が決まった。出席者は、委任状を出した64人を含めて216人だった。
一連の問題を巡っては、2月6日、会長の谷川浩司九段(54)と常務理事の島朗九段(54)が辞任している。引用元:http://www.huffingtonpost.jp/2017/02/27/shogi-riji-kainin_n_15036086.html
プロ棋士たちの真摯な姿勢には、
多くの将棋ファンが感動してますが、
この騒動はここで終わるのか、続くのか。
一部では渡辺さんの、
竜王の返上を憶測する声もありますが、
仮に本当に返上したら、またすごい騒ぎになりそうです。
会長の辞職でことなく終えたと思った途端、
ダメ元だと思っていた理事たちの辞任が実現し、
この先も、なんらかの動きあるのか?と思ってしまいます。
これだけ訴えでその道の上層部を、順調に揺さぶっていける例は、
今まであまり見たことがないので、衝撃的です。
渡辺明さんの動きにも注目されると思いますが、
1日でも早く、平和に収まってほしいですね・・・。