ローリングストーンズのギタリストとして、
世界的なカリスマ性を発揮しているキース・リチャーズだが、
彼の特徴とも言えるのが、「同じモノを長く愛用する」ということ。
キース・リチャーズに憧れている俳優のジョニー・デップが、
1つのモノを何回も着回すセンスを持つのも、
キースのその「長く愛用する」という美学に共感を受けてのことだろう。
そんなキース・リチャーズが長く使用しているギターといえば、
フェンダーの黄色と黒のテレキャスターが有名だろう。
しかし、実際のキースはギターのコレクターでもあり、
家には1000本以上に及ぶギターがあるとされている。
数々あるギターの中で、
どうしてテレキャスターを使用し続けるのか?
この真相は不明だ。
今、世界中でストーンズのコピーバンドでギターを楽しんでる大人のほとんどが、
キースと同じ黄色と黒のテレキャスターを真似して使用している。
もはや、キースのモノマネアイテムの一部にさえなっているのだ。
今日は、そのキースが使用してるテレキャスターと、
その他に使用してるギターの詳細について書いてみたい。
キースの所有してるギターは1000本以上
これは、世界的に有名なギタリストのほとんどの方がそうですね。
やはり、リッチなロックスターは、多くの楽器を所有し、気まぐれに弾いて楽しんでるようです。
ただ、自分のバンドに必要な音、ギタリストとしての自分のキャラクターに合っているギターを選ぶ必要があるので、どんなギターもランダムに使用するという方は少ないですね。あと、スポンサーの関係もあると聞きました。
5弦オープンGチューニング=テレキャスター
ほとんどの場面でテレキャスターをしてる印象の強いキースだが、
実は、テレキャスターをオープンGチューニングで使用していたという。
チューニングごとに、ギターを使い分けるのは当たり前なことだが、そう考えると、ストーンズの楽曲のほとんどがオープンGでのプレイということになる。
しかし、よく考えると、キースがオープンGをメジャーなプレイにした背景があるので、それは当然のことですね。
レスポールも要所で使用している!
レスポールを使用したにギタリストを探す方が大変だとも言われていますが、キース・リチャーズはレスポール・ジュニアと、レスポール・カスタムを使用することがあるという。
特に、レスポールカスタムは60・70年代によく使用していたという。
個人的に印象深いのは、ストーンズがアメリカ最高の祭典「スーパーボウル」に出演した際に、途中から使用していたレスポールES。
渋い雰囲気で、キースが抱えると別格の風格が漂いますね。
この先、キースが使用ギターを大きく変更させることはないでしょう。
クラシックなロックンロールを愛する人にとっては、キースとテレキャスターは古き良き時代のアイコンであり、それはこの先も変わらないことでしょう。
ジョニー・デップや木村拓也さんなど、
キースに憧れて影響された人でも、
なんだかカリスマ性に溢れてます。