ACDCといえば、アンガスヤングのギターと、ブライアン・ジョンソンのボーカルが有名だが、その基盤には、正確なベースが元となっているのだ。
その地味なACDCのベーシストこそが、クリフ・ウィリアムズなのだ。
クリフ・ウィリアムズは1977年からACDCに加入し、
現在の2015年まで30年以上もACDCのサウンドを支えている。
ACDCはオーストラリア出身のバンドとして知られているが、
クリフ・ウィリアムズはイギリス人。
最初のバンドの名前は「ホーム」といい、
プログレ系のバンドだったらしい。
結成後すぐにレコードと契約し、
レッド・ツェッペリンの前座も務めたという。
セカンドアルバムはイギリスチャートで41位まで駆け上がったが、
3枚目のアルバムで失速。
その後、バンドのメインを張っていたボーカルが脱退し、
クリフ・ウィリアムズもバンドを離れたという。
ホームの後には、
バンディットというバンドを結成し、
すぐにレコード契約を獲得したという。
こうしてみると、ACDC加入前から、
輝かしい実績があるベーシストであったとわかります。
きっと、その後も自分主体のバンド活動を続けても、
そこそこの成功はあったことでしょう。
しかし、地味でありながらも、
ACDCでベースを弾くことに喜びを感じたのでしょう。
近い将来、間違いなく、レジェンドなバンドに化けると、
当時からクリフはACDCの可能性を信じていたのだろうと。
ちなみに女優のエリン・ルーカスはクリフの娘。
代表作はドラマ「The City」で、ナチュラルな美人さんとして評判ですね。
なんとなく、目元が父のクリフにそっくりな気がします。
これだけ可愛い娘がいるなんて・・・かなり意外って言ったら失礼??笑
ドラマのフィルのスキャンダルが起きたときには、
ギターのアンガスヤングとともに声明し、
フィルをスタジオに連れていく際の苦労話もしていた。
また新しいドラマーを連れきて、
活動を本格化させたとしたら、
このクリフの存在は大切だと言えよう。