エアロスミスのボーカルとして、
現役でロックンロールスターであり続けるスティーブン・タイラー。
ステージではファンキーにマイクスタンドを振り回し、
ロマンティックに歌いあげる。
ロックスターの形は人それぞれだが、
スティーヴンの個性は、一層際立っている。
ブラック調のクールな衣装が多いジョーペリーとは真逆に、
スティーブンは赤やオレンジを基調にした派手さを見せている、
そんなスティーブンタイラーの、
ステージ上以外での振る舞いは、
いかがなものか?
プライベートのスティーブンの性格について、
いろんなエピソードと共に検証してみます。
性格が優しすぎる甘口審査員
数年前に、スティーヴンがアメリカで有名なオーディション番組、
「アメリカンアイドル」の審査員に就任したことがニュースとなりました。
アメリカを代表する大物ロックスターが審査を務めるとして、
番組の審査コメントは全米が注目しました。
「もしかして、素人相手に厳しすぎるコメントをするのではないか?」と、
当初はスティーブンの審査を心配する声もありましたが、
実際は全然の甘口コメントでした。
番組アメリカンアイドルの醍醐味のひとつに、
プロのミュージシャンからの辛口コメントがありましたが、
スティーブンには、そのポジションは合わなかったようです。
のちにスティーブンは、
今のアメリカンアイドルの現状について、
「あの番組に参加して来る若者達は皆、中西部の田舎から車でやってきて、右も左もわからない中必至で歌っている。審査員達は彼らの良さを引き出すように務めなくちゃならないと思う」
とコメントし、今の番組の審査の仕方について、
受ける側の立場を考えて、天使のような言及をしていた。
しかし、身近なメンバーであるジョーなどとは、
これまでに、それなりの衝突が多く、
実際のスティーブンは、自分の意思が強い人間だとわかる。
若い頃にはそれなりに悪いこともし、
人を傷つけ、傷つけられを乗り越えているので、
年齢の分だけの優しさを手に入れたのが今って感じもします。
サービス精神も豊富で、
ファンサービスの素晴らしさは有名ですね!
スティーブンの書いた詞を読んでいると、
繊細で、優しい性格だってことはわかりますね?
ただ、自分の道や個性を守る闘争本能も持っているのも事実で、
やはり、彼の性格は、ある程度はわがままで自信のある性格だとわかります。
「ラップを作ったには俺」なんて、コメントは、
相当な自信が感じられます。