長年のエアロスミスファンであり、
ジョー・ペリーのファンである自分からすれば、
「ジョーペリーって下手だよね!」という暴言は耐え難いのだ。
とりあえず、そんなこと言ってる奴よりかは、
神的な差をつけて、上手い!(怒)
そもそも、プロのギタリストの上手さって、
細かいテクニックとは、また別のところにあるはず。
ジョー・ペリーを下手だと思う人は、
ペンタトニックスケールの多さや、
早弾きをしない、ゆったりとした演奏スタイルを見て、
「得意な音感でしか攻めれないのか」
「早弾きには自信ないのか」と言いたいのだろう。
いやいや、だってエアロスミスのギターやん?(笑)
これでもし、作曲の段階でジョーが「
絶対にペンタトニックじゃないと」
「早弾きは勘弁して」
なんて足引っ張ってたら分かりますけど・・・。
本当にジョー・ペリーは下手なのか?
これは言うまでもなく上手い!
エアロスミスというバンドのギタリストだからこその恩恵も強いが、
ワイルドでポップなアプローチは誰もが真似したくなる。
エアロスミスのスコアをゲットして、
家帰っていざ、真似しようとすると
「・・・!?!?全然ジョー・ペリーのような音が出せない!!」
と驚愕した人は多いだろう。
これはどれだけ上手い人でも簡単には真似できない。
ギター雑誌にてジョーが公表したアンプの調節をそのまま真似したとしても、
彼と同じ音は出せないのだ。
早弾き狂にとってはジョーのギターは退屈に聴こえてしまうのは仕方ないが・・・・
ただ、彼とスティーブンの作る曲やライブに、
たまたま、テクニシャンに見せるプレーが少ないだけなのだ。
(要所では魅せるが、なかなかピックアップされない。)
なんといっても、あのジョーにしか出せない味わい。
あれは、練習で得れるものを超えた才能だ。