2022年8月25日(木)~8月28日(日)にかけて、福岡市の芥屋ゴルフ倶楽部で熱戦が繰り広げられた「KBCオーガスタゴルフトーナメント2022」。
この大会で、ルーキーイヤーを戦う22歳の河本力選手が、首位との1打差を逆転して初優勝を果たしました!河本力選手の初優勝で、国内の男女プロゴルファーでツアー優勝を果たした“きょうだい”は4組目になります。
そこで、『KBCオーガスタで4組目の男女プロきょうだい優勝!歴代達成者は?』と題して、調べてみました。
史上4組目!男女プロきょうだい優勝を達成した河本結&河本力について
まずは、気になる河本結選手と河本力選手姉弟のプロフィールを見ていきましょう。
姉・河本結(かわもとゆい)のプロフィール
- 生年月日:1998年8月29日
- 年齢:24歳(2022年9月現在)
- 出身地:愛媛県松山市出身
- 家族構成:父・母・弟(河本力)の4人。
- 血液型:O型
- 身長/体重:163cm/58kg
- 出身校:日本体育大学
- 職業:女子プロゴルファー(リコー所属)
河本結(かわもとゆい)選手は、両親の影響で5歳からゴルフを始めました。
2018年のプロテストに合格し、ツアーに本格参戦した2019年3月の「アクサレディス」で早々とツアー初優勝。5月~6月には、4戦連続でトップ3入りするなど、常に上位をにぎわせる存在となりました。
憧れは「タイガー・ウッズ選手」で、河本結選手自身もウッズ選手を真似て最終日に赤いリボンを着用しているそうです。
弟・河本力(かわもとりき)のプロフィール
- 生年月日:2000年3月3日
- 年齢:22歳(2022年9月現在)
- 出身地:愛媛県松山市出身
- 家族構成:父・母・姉(河本結)の4人。
- 血液型:O型
- 身長/体重:183cm/92kg
- 出身校:日本体育大学
- 職業:男子プロゴルファー(フリー)
家族の影響で5歳の時にゴルフを始めた、河本力(かわもとりき)選手。アマチュア時代からプロトーナメントでも好成績を残し、日体大の4年生時に出場したABEMA(下部)ツアー「TIチャレンジin東条の森」でアマチュア優勝を果たしました。2021年12月にプロへ転向すると、2022年「KBCオーガスタゴルフトーナメント」でルーキーながらツアー初優勝を果たしました!
日本国内の男女プロゴルファーきょうだい優勝の歴代達成者は?
河本結選手・力選手の達成によって、日本国内の男女プロゴルフにおいて“きょうだい”でツアー優勝を果たしたのは、合計で4組になりました。歴代の達成者は、次の通りです。
- 1986年:中嶋常幸選手(通算48勝)・恵利華選手(通算4勝)()
- 2004年:宮里聖志選手(通算1勝)・優作選手(通算7勝)・藍選手(日米欧通算24勝)
- 2020年:香妻琴乃選手(通算1勝)・陣一朗選手(通算2勝)
- 2022年:河本結選手(通算1勝)・力選手(通算1勝)
プロゴルファー一家が少なくない理由
現在、プロゴルフツアーを牽引するような選手は、ジュニア時代からゴルフをしていたという方がほとんどです。幼少期からゴルフができるような環境があるというのは、家族の協力があってこそでしょう。
また、兄弟姉妹でプロゴルファーであったり、プロを目指していたりといったことが多いのは、血筋による才能ももちろんあると思いますが、家族から与えられる影響も大きいのではないでしょうか。子どもの頃から、お父さんがコーチというプロも多く、プロとなった今でもそのままお父さんがコーチを務めていることも珍しくありません。女子ツアーでは、お父さんがコーチやキャディを務めている姿をよく見ます。このように、ファミリーでツアーに関わっているというプロは少なくありません。
ツアーを転戦することは、資金面でも精神面でも負担の大きいものです。それを乗り越えるためにも、家族で協力し、支え合っているのかもしれませんね。