何で酔っぱらってホテルの部屋をぶっ壊しちまうのか自分でもわからないけど、正直いって悪いことしたとはこれっぽちも思ってない。
ロックンロールは、別に俺たちを苦悩から解放してもくれないし逃避させてもくれない。 ただ、悩んだまま躍らせるんだ。
リラックスする必要なんかない。緊張していることに慣れてしまえばいいん だ。
キース・リチャーズに影響されて、ステージの幕が開く前から、腕をぶん回した。その後、キース(・リチャーズ)が、腕をぶん回すのをやめたんだ。「俺がマネしたからか?」と聞いたら、「いや、(やるのを)忘れてた」と言ってたよ(笑)。
老いぼれる前にいきたい。
偉大なピートの言葉には真っ直ぐで不器用な魅力がある。
結果でここまでファンを引っ張れるって素敵だわー。
元々ピートは頭の良いミュージシャンなので、言葉の選定も美しい。
知的なミュージシャンでも、言葉はロックテイスト。自分の演出に凝ってる感じだ。
常にビール片手にインタビューの答える彼の姿には、
「一生ロックスターを気取る」という強い志が見えた。
この志が今も変わらずに残っていることが嬉しい。
こういう人を見ると、ロックが終わりだって説が、本当に切なくなる。