音楽の神様とまで言われているボブ・ディランも、若い頃にはロマンスに走る普通の青年ロックンローラーだった。
セカンドアルバムでは、恋人であるスーズ・ロトロとニューヨークの街を腕を組んで歩いてる写真をジャケットに使った。
ボブ・ディランとスーズ・ロトロの出会いは、61年。ボブ・ディランがまだ20歳のニューヨークに来たばかり頃、17歳のイタリア系のスーズに一目惚れした。スーズは恵まれた家庭に育った、美術系の仕事を志す学生であった。
そんな少女にボブ・ディランの恋心は燃え上がった。
ふたりの関係は64年に終了してしまうが、互いにアーティストとしての下積み時代の苦労を分かち合った戦友でもあり、
互いの心の中に一生残るであろう、かけがえのない時間だった。
ボブ・デュランの楽曲の中に、このスーズのことを連想させる曲が多くあるせいか、デュランファンの中でも、このスーズの存在は大きい。
昔、懐かしき画像ですが、この写真のふたりが特に大好きな管理人です。
あの頃のロックは良かった・・・と思う上でも、現在にこのようなカップルが出てくることがないのも、理由のひとつかもしれませんね。
今はすっかりおじいちゃんになったデュランのカラー写真は美しいです。