
5人組ヒップホップグループのnobodyknows+(ノーバディーノーズ)。一世を風靡した「ココロオドル」リリース時は、所属事務所無しでNHK紅白歌合戦に出場するという前代未聞の偉業を成し遂げました。その後はしばらくメディアへの露出はなかったものの、2022年にはYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」への出演で再ブレイクとなっています。そんなノーバディーノーズのメンバーが気になる人も多いでしょう。今回は、ノーバディーノーズのメンバーについて、調査しました。
nobobyknows+(ノーバディーノーズ)のメンバー紹介!
それではさっそく、ノーバディーノーズのメンバーを紹介していきたいと思います。
DJ MITSU(リーダー)
- 本名:山本 充洋
- 生年月日:1972年3月12日(53歳)
- 出身地 :愛知県名古屋市千種区
初期「nobody knows」時代からのメンバーで、グループのリーダー。 サウンドを作り曲としてまとめる職人でもあります。ライブでは裏方に徹する事が多く、『Sigma Sounds Studio』の運営や、 $TAX RECORDSの設立者です。様々なアーティストへの楽曲提供をしており、2010年からはナゴヤドームの中日ドラゴンズ戦で披露される映像楽曲を手掛けています。松平健さんの公式歌『昇竜~いざゆけドラゴンズ~』の作曲やプロデュースも手掛け、別名義では海外向けクラブミュージックをリリース。名古屋市が若い音楽家を支援する事業『NAGOYA POP UP ARTIST』を発案し、スペシャルサポーターも務めています。宅地建物取引士の資格を持ち、不動産業を営むなどマルチに活躍中です。
Crystal Boy
- 本名:加藤 正道
- 生年月日:1977年7月4日(48歳)
- 出身地:岐阜県多治見市
初期「nobody knows」時代からのメンバーで、2010年にはソロアーティストとしてデジタルシングルをリリース。1stミニアルバム「クリスタルボーイ」もリリースしています。現在はセレクトショップ「BPM」のオーナーも務め、専門学校の講師として週1ペースでラップを教えているようです。
ヤス一番?
- 本名:鈴木 保幸
- 生年月日:1978年11月29日(46歳)
- 出身地:岐阜県多治見市滝呂町
16歳でヒップホップに目覚め同時に名古屋市で活動を始めます。Kamaholicks、buzzer beater、わかば塾などで活動し、2004年に「nobody knows」に加入しました。平行してソロ活動を始め、現在は居酒屋「わかば屋」のオーナーも務めています。
HIDDEN FISH→ノリノリで歌う坂梨
- 本名:坂梨 博樹
- 生年月日:1979年7月21日(46歳)
- 出身地:岐阜県
当初のHIDDEN FISHから何度か名前を変えていますが、結成当時から「ナシ」と呼ばれています。名古屋にある「ホルモン酒場 ちから」のオーナーで、「餃子酒場 ちゃおまる」の店長も務めているようです。卓球のTリーグではトップおとめピンポンズ名古屋の応援団長として、試合のMCも担当しています。
ノリ・ダ・ファンキーシビレサス
- 本名:岡村 典幸
- 生年月日:1980年8月20日(45歳)
- 出身地:愛知県名古屋市千種区
ダミゴエフロウと呼ばれる声質をで異彩を放ち、最年少メンバーらしからぬ風格を持っています。大のプロレス好きで、観戦している模様がたびたび実況される場面もありました。2010年には、プロレス興行今池プロレスでプロレスラーデビューし、2018年に引退するまで何度か試合に出場しています。現在は愛知県長久手市のTaskファームで農場長を務め、ジャパンラグビートップリーグ・三重ホンダヒートのスタジアムMCも担当。その後拠点を岐阜県可児市に移し、ハーブ類とさつまいもの栽培をしています。
g-ton(元メンバー)
- 本名:後藤 和幸
- 生年月日:1975年1月22日(50歳)
- 出身地:愛知県出
初期「nobody knows」時代からのメンバーでしたが、2007年に音楽の方向性の違いのため脱退。以降はソロ活動を行い、2010年からはニューヨーク・ブルックリンに移住しました。その後『CDTVライブ!ライブ!スペシャル』や「THE FIRST TAKE」にもメンバーとして歌唱し、不仲ではないことが分かっています。
ノーバディーノーズの「ココロオドル」はなぜ流行った?
2004年に大流行した「ココロオドル」は、盛り上がるリズムとメロディ、圧ライムセンスとMCで今でも名曲と語り継がれています。ノーバディーノーズを一躍全国区の知名度に押しあげましたね。厳密に言うと、ココロオドルのリリース後に発売されたアルバム「Do You Kow?」が70万枚の大ヒットとなり、同時にココロオドルも売れていきました。オリコンチャートで最高5位ですが、チャートイン回数はなんと46回!1年近くもチャートインし続けたことになりますね。ココロオドルはとにかくメロディが良く、リズムとテンポ、MCのセッションなど、すべてがハイレベルでした。リリックを文章にして読むと、韻がすごいというのが分かります。当時はヒップホップブームで、リズミカルでリリックセンスの高いノーバディーノーズは、実力派ヒップホップグループとして認知されました。また、ライブパフォーマンスにも定評があり、地元名古屋のファンばかりでなく、ココロオドルで全国にファンを増やします。
その後は苦戦を強いられる
その勢いのまま、2004年12月31日の紅白歌合戦に出場し、2005年には全国ツアーを敢行。一気にトップアーティストとしての地位を確立しています。ノーバディーノーズはココロオドルだけの一発屋と思われていますが、その後の音源も売れていました。4枚目となる「シアワセナラテヲタタコウ」はオリコンチャートで3位、5枚目、6枚目も10位以内にランクインしています。しかし、その後はシングルの売れ行きは下降気味になっていき、2009年に発売した11枚目のシングルは「Fallin'」はオリコン最高129位にとどまり、2004年にブレイクしてから5年でかなり環境が変わってしまったことが分かります。原因はヒップホップブームの終焉が主で、移り変わりの激しい日本ですから、ロングヒットは難しかったかもしれません。
まとめ
今回は、ノーバディーノーズのメンバーについて、紹介しました。ノーバディーノーズのメンバーは現在5人で、それぞれ飲食店経営や農業など多種多様な仕事をしていることが分かりました。ココロオドルの再ブレイクに伴いg-tonさんも合流し、メディアへ登場することも増えましたね。今後の活動も、応援していきたいと思います!







