登場するたびに良くも悪くも衝撃を与える歌手の鬼束ちひろさん。
もともとは素朴な歌姫として評判だった彼女ですが、ある時期を境目に個性派歌手と豹変を遂げました。
そんな鬼束ちひろさんは一時期、当時ブームになっていたツイッターのアカウントを作成。
しかし、せっかくのファン待望のTwitterアカウントも、秒速で非公開となってしまったのです。
鬼束ちひろさんのTwitterがすぐに非公開になってしまった理由は、
巷で有名な、和田アキ子さんとの、あの事件です。
鬼束ちひろと和田アキコの関係。アッコにおまかせではTwitterの内容には触れないが・・・
鬼束ちひろさんがツイッターを開始したのが2012年の6月22日。
12時頃に始めて、数分後にはすぐに大量のフォローを獲得してました。
「いえー!!!ツィートスタートー!!」
とハイテンションにツイッターを始め、
「異常ありぃぃぃい!!!! イィィぃエェェェェエ!!!!!!」
と、これまでの鬼束さんを知らない人からするとビックリするつぶやき。
「今夜は寿司いぃぃぃぃいぃぃ!! いぃぃ!えぇぇぇぇええええ!!!」
「peek a booほしぃぃぃぃ!!!! もれなくぅぅぅぅぅううう!!! くれた人間にぃぃぃぃいいい!!! いぃぃ!!!えぇぇぇぇえ!!!」
といった感じのつぶやきを続けているうちに、
鬼束さんは、「よっ、と。服でも着るか。 飽きて来た…。」と、、、
その直後には、
「あ~和田アキコ○してえ。」
「なんとか紳助も○してえ。」
と衝撃発言・・・冗談だったのか、誰かとの間違いだったのか。
この鬼束さんのTwitterの内容は、すぐさま拡散され、当時は話題になりました。
そして、芸能界のご意見番でもある和田アキコさんは、
自身の番組「アッコにおまかせ」で反撃すると思われましたが、
テレビでは特に何も言及されなかったようです。
しかし、和田アキ子さんは無反応というわけではなかったようで、
ラジオ番組の中で「ほっときましょう」と大人の対応をしました。
結局、鬼束さんが謝罪文を提示し、事態はおさまりました。
世間では秒速でのアカウント凍結に、ネタとして盛り上がった方が多かったようです・・・。
鬼束ちひろの名曲「月光」の意味と歌詞
鬼束ちひろさんの名曲といえば、
2000年の8月9日に発売された「月光」です。
月光は順位こそは11位でしたが、
10か月近くもチャートに残るという、
口コミでのコツコツとした評判がありました。
最終的に月光はロングセールスで50万枚を突破するヒット曲となりました。
ドラマ「トリック」の主題歌になっただけあって、
あの静寂と人の汚れの世界観とうまくマッチしており、
同作のファンからも評判の高いでした。
そんな月光という曲の意味、歌詞は深くもシンプルで、
サビの印象的な「この腐敗した〜」という部分が、
現代の厳しい時代を生きる、若者の辛い心を捉えました。
静かな進行ながらも、鬼束さんの声量をフルに発揮され、
悲観的な雰囲気で、幻想的に切なさを表現します。
お笑い芸人の「暴れる君」がネタの中で月光を使用してますが、
彼のネタにある、真面目な人間の「切ない反抗心」をうまく表してます。
月光の魅力はただ辛い人の心に響くだけではなく、
特に何も疑問も持たずに、幸せな人の中にも、
「何で自分はここでこんなことを・・・」
と素朴に人間という生き物への儚さを感じてしますことです。
月光の歌詞は鬼束ちひろさん自身が書いたもので、
彼女のアーティストとしての評価を格別に変えた原点にもなってます。
当時20歳であった鬼束ちひろさんが、このような歌詞を書くとは・・・(作詞自体はもっと若い頃かも)
彼女が「天才」と呼ばれる理由がわかる気がします。