
2024年の仮想通貨市場で注目を集めたミームコインですが、今年もどうやらその人気は留まるところを知らないようです。今回は、そんな人気のミームトークン銘柄をご紹介すると共に、買い方と購入時の注意点についても解説していきます。
ミームコインとは
ミームコインとは、インターネット上のジョークや社会風刺をユーモアで表現したミームをモチーフにした仮想通貨で、近年注目を集めています。最近では、単なるジョークの域を超え、独自の経済圏を持つ分散型エコシステムへと進化して来ています。
ミームコインのおすすめ銘柄4選
数あるミームコインの中から、おすすめのミームコインとその特徴を紹介します。
ドージコイン(DOGE)
2013年に柴犬のミームをモチーフに誕生した最初のミームコインです。元々は楽しく使える仮想通貨としてコミュニティやオンラインのチップ(投げ銭)に使われる目的で開発されました。有名人の支持もあり、時価総額ではトップ10入りを果たしている、超人気のミームコインです。
柴犬コイン(SHIB)
2020年に登場し、ドージコイン(Dogecoin)からインスピレーションを受け、同じく柴犬がモチーフです。SNSを中心に圧倒的な知名度を誇り、徐々に既存の金融市場での存在感を増しつつある、独自のエコシステムの構築を目指しているミームコインです。
ソラクシー(SOLX)
2024年に誕生した世界初のソラナ対応レイヤー2ソリューションで、ソラナが持つ課題を解決することを目指しています。ソラナ本来の速度や低コストはそのままに、トランザクションの処理能力を向上させることでネットワークの混雑を軽減します。
ミームインデックス(MEMEX)
史上初の分散型ミーム・コイン・インデックスであり、このプロジェクトは、投資家が単一の場所からミームコインへの投資に簡単にアクセスできるエコシステムを構築することを目的としています。ドージコインや柴犬コインなど有名ミームコインに分散投資が可能な仮想通貨で、ミームの価格上昇を取りこぼしたくない方向けです。
ミームコインの購入方法
続いてはミームコインの購入方法を紹介します。
今回は、ミームコインを分散型取引所(DEX)で購入する方法について説明します。以下は一般的な手順ですが、使用するプラットフォームやウォレットによって多少異なる場合があります。
①ウォレットの準備
対応するウォレットを作成します。秘密鍵やリカバリーフレーズは安全な場所に保存してください。ウォレットには、MetaMask、Trust Wallet、または他のWeb3対応ウォレットなどがあります。
②仮想通貨を準備
購入したいミームコインが動作するブロックチェーン(ETH・BNBなど)を確認します。確認したら、ウォレットに必要な仮想通貨を送金しておきます。一般的には、中央集権型取引所(CEX)から購入して送金します。
③分散型取引所(DEX)に接続
UniswapやPancakeSwapなど自分に合ったDEXの公式サイトにアクセスし、「ウォレットを接続」ボタンをクリックしてウォレットを接続します。
④ミームコインのコントラクトアドレスを確認
ミームコインの公式サイトや信頼できる情報源から、正確なコントラクトアドレスを確認し、コントラクトアドレスをコピーして、DEXの「トークンを選択」画面で貼り付けます。
⑤ミームコインの購入
スワップする通貨(ETHなど)と購入したいミームコインの数量を入力し、スリッページ設定を調整します。(価格変動が大きいため、一般的には2~5%に設定。)「スワップ」をクリックし、ウォレットで取引を確認します。
⑥トランザクションの確認
取引が完了すると、購入したミームコインはウォレットに反映されます。ウォレットに表示されない場合は、トークンのコントラクトアドレスを手動で追加します。
購入時の注意点
ここでは、購入時の注意点を紹介します。
- 手数料の確認:ガス代(トランザクション手数料)を十分に残す
- 詐欺コインに注意:公式なコントラクトアドレスを確認し、詐欺トークンを購入しないように注意する
- 価格変動:ミームコインは価格変動が非常に激しいため、リスクを理解した上で購入する
まとめ
ミームコインのおすすめや買い方、注意点などをご紹介してきましたが、ミームコインへの投資は高リスク・高リターンの側面があります。十分な情報収集とリスク管理を行った上で、慎重に検討してくださいね。